Wallflower「Filled with flowers」:花のジャケットから漂う現在進行形インディの香り

Wallflower / Filled with flowers (2012,CD)

「疾走系インディポップ+美麗ギター」な、大阪在住4人組インディバンドです。
Fastcut Recordsによる精力的な広報や、耳の早いリスナーによる口コミにてリリース直後から話題かと思います。

美しいジャケットの様に甘い香りがするギターをかき鳴らすその音は、新世代インディポップ~シューゲイザーでもあり、ある人にはノスタルジーでもあり、私には直球過ぎてキュンキュンしたり。



C86~Sarah周辺をリアルタイムで聴いていませんので、感じるものが違うかもしれませんが、私と同じように90's後期のギターポップを好んで聴いていた人には、新鮮すぎるそのメロディワーク。tr3.「Stargirl」、イントロから全編に渡ってポロポロと、こぼれ落ちる雫のような哀愁ギターのメロディなんて最高すぎる。

脈々と受け継がれるインディポップシーンにおいて、日本のインディバンドとして遭遇し、リアルタイムでCDを手に取れる嬉しさがありました。

もう一度、現在進行形のインディポップを聴いてみる一枚としていかがでしょうか?






【追記】2012.7.17
ライブを大阪に見に行ってきました。
感想はコチラにて。
http://tmp-soda.blogspot.jp/2012/07/715trixeswallfolwersloppy-joe.html


---
【追記】2012.7.17
下記イベント、無事に終了しました。
2012/7/15には大阪にて、Trixie's Big Red MotorbikeやSloppy Joeと一緒にライブが行われるそうです。気になった方は是非!
---
Modern Tracks,Modern Records: Trixie's Big Red Motorbike Live 2012/07/15 
http://mtmrmtmr.blogspot.jp/2012/05/trixies-big-red-motorbike-live-20120715.html

[引用]次回のイベントが決定致しました。大阪の人気ネオアコイベント「Anorak Days」との共催で、1980年代にイギリスで活躍したカルトインディーユニット、Trixie's Big Red Motorbikeの大阪公演を行います。
共演には東京発のグレイト・ネオアコバンド、sloppy joe、大阪の新鋭インディーポップバンド、wallflowerが決定致しました。
---

今週の人気エントリ

「ネオアコ名盤50選」に掲載されたレコードの一覧

カラーヴァイナル特典はあまり嬉しくない…。

安く手に入りそうな90年代後期のギターポップ名盤を改めて紹介

自宅にレコード棚を作るときに考えた事と、寸法についての雑談

iMac(2010 Mid)へ液晶ディスプレイを追加してデュアルモニタ化

手っ取り早く90年代後期のギターポップシーンに触れてみるために推薦コンピを紹介